メンタル不調により休職している間、悩んでしまうことのひとつが、
復職するか、転職するか
私は半年以上休職していたのですが、復職するかどうか、かなり悩みました。
そこで今回は、実際に休職~復職を経験した私が、復職を迷った際に考えたポイントについて、お話ししていきたいと思います。
今悩んでいる方へ、少しでも解決のヒントになれば幸いです。
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一番大切なこと

まず、焦らないことが何よりも大切です。
休職中は、同僚が働いているなか自分は休んでおり、社会から取り残されている感覚になることもあるかもしれません。
転職するなら早く動かないと、という考えも出てくるでしょう。
しかし、焦りは禁物です。
焦りが不安を呼び、せっかく回復してきた体調を崩しては元も子もありません。
メンタル不調は、回復に時間がかかるものです。
1・2ヶ月休職したからといって全快するものではありません。
今はゆっくりと、自分自信と向き合い、これからの自分の人生を幸せに生きるために心身共に準備する期間です。
主治医に相談し、専門家の目線から見て、仕事のことを考えてもよい状態であるのかを判断してもらうこともおすすめです。
復職するかどうか悩むのは、体調が回復し、仕事のことを考えられる状態になってからにしましょう。
復職して幸せに働ける条件を考える

メンタル不調になった原因は?
人によって、人間関係・労働環境・業務内容など、様々だと思います。
まずは、自分のストレスの原因はどこにあったのだろうと考えます。
そして、復職してからも原因である要素が全く変わらないままなのか、それとも業務内容の変更や人事異動等で変えることが可能かを考えます。
例えば、業務内容が非常に精神的に負担である場合、人事へ別の業務や部署に異動できないか掛け合ってみましょう。
会社により、元の職場にしか復帰できない場合や、逆に異動させられる場合もあります。
復職して、ストレス減から解放される可能性があり、それで自分が働きやすくなる希望が持てたとすると、復職を前向きに考えられるでしょう。
自分の優先順位を考える
自分が仕事に対して求めていることを書き出します。
例えば、給料・福利厚生・業務内容・職場の雰囲気 などです。
そして、それらを合わせて100%になるように、優先する割合を書いてみます。
大きな割合を占めている要素が、今の会社で実現可能かを考えてみましょう。
復職しても自分の頑張りではどうしようもできず、改善しないままである場合、それを実現するには転職することが近道の可能性があります。
向き・不向きを考える
自分に合った仕事とは何かを考えてみます。
得意なことや、やっていて楽しいと思えること。
逆に、辛く感じやすいことは何かを知ることも大切です。
日々の多くの時間を仕事に費やすので、やっていて辛いことは続けられないですよね。
ただ、自分に何が向いているのか、何が弱みなのかを考えるのは、難しいこともあります。
そんなときは周囲の人に聞いてみるなど、自分以外の力を借りることで考えやすくなりますよ。
自己分析ツールを使って自分の価値観を出してみるのもおすすめ。
私はミイダスのツールを使用したのですが、質問を答えていくだけで自分の資質や仕事をする上での特徴を知ることができ、自己理解にとても役立ちました。
メリット・デメリットを考える
復職する場合と、転職する場合のメリットとデメリットをできる限り多く書き出します。
比較の例
復職
・メリット:新しく業務を覚える労力が必要ない。会社の仕組みある程度理解している。
・デメリット:休職の罪悪感から、周りの目が気になってしまう。ストレスの元が改善されない場合、再発の恐れがある。
転職
・メリット:今の会社のストレスの元から離れることができる。
・デメリット:新しく業務を覚える必要がある。今より待遇が悪くなる可能性もある。
書き出したものを深掘りしていき、復職・転職それぞれの場合で、ほかの可能性はないかを考えてみます。
たとえば、復職のデメリットで挙げた
「罪悪感から周りの目が気になってしまう」は、職場環境によってはこう捉えることもできます。
「周りも自分のメンタル不調を理解しており、気にかけてくれる」
転職のデメリット「新しく業務を覚える必要がある」は、「やってみたい仕事にチャレンジできる」とも考えることができます。
それぞれ深掘りをしていくと、ワクワクする瞬間があるかもしれません。
ひとつ前で考えた、自分の優先順位とも照らし合わせながら、自分にとってどちらが幸せなのかを考えてみましょう。
転職活動してみる

転職が頭をよぎる人全員におすすめしたいことが、転職活動をしてみることです。
実際に応募や面接を受けることはハードルが高いですが、求人を見たり、転職エージェントと話をするだけでも視野が広がります。
ハローワークや、市区町村単位で設けられている転職相談窓口等では、実際の応募前の相談に乗ってくれることもあるためおすすめです。
様々な転職をサポートしてきた人から見て、自分はどのような仕事が向いているのか。
また、自分がやってみたい仕事に就くためには今どういった勉強をしておけばいいのか等、アドバイスをいただくこともできます。
自分の優先順位や、復職・転職のメリットデメリットを共有し、第三者の目線から助言を求めることもいいかもしれません。
私はいくつか転職サービスを利用しましたが、最初に利用するならdodaがおすすめ。
自分で検索して応募も可能ですし、エージェントから紹介も受けられ、一石二鳥です。
まずはどのような求人があるのか調べてみたり、エージェントに相談してみるだけでも始めてみると、選択肢が広がりますよ。

一旦復職してみる
悩んでいるときには意外と考え付かない選択肢として、「一旦復職してみてから、転職するか考える」ことです。
会社によっては、復職直後は業務時間が短かったり、少ない業務量から始められることがあります。
復職訓練のリワークに通うこともおすすめです。
復職への準備を整え、もとの会社を利用しゆっくりと働く感覚を戻していくことも一つの手だと思います。
仕事に戻ってみて、やはり違う仕事をしたいと思えば転職をすればよいのです。
休職を失敗のように感じ、復職してから転職するなんて迷惑をかけられない、という気持ちの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、自分の人生なのですから、やりたいようにやればよいのです。
今のまま転職すると後悔が残るかもしれないと思い、決断できない場合、転職を視野に入れつつ、復職してから検討もできることを忘れないでください。
私の例

最後に、私の実際の体験談をお話しします。
私のメンタル疾患の原因は業務内容でした。
新卒で入社した損保の会社で、損害部門に配属。
大量の事案を抱えながら毎日お客さんや相手方、代理店から厳しい言葉を受ける日々が続き、ストレスを解消しきれず、抑うつ状態と診断を受けました。
休職からは幸いにも2ヶ月ほどで日常生活は支障なく送ることができるようになりました。
身体がある程度元気になると、今後の不安が出てきます。
転職するなら早く動かなければ、という考えがあり、復職するか転職するかの結論を早く出すべきだと、焦っていました。
主治医からは、「気楽に考えたらいいよ」と言われたものの、一度休職したからもう失敗はできない、と思い込んでいたのです。
ある日、何か行動しなければという思いに駆られ、地元のハローワークへ相談に行きました。
その時は、復職も転職も前向きに考えられず、家に籠っているのも辛くなったため誰かにアドバイスがほしい、という思いでした。
職員の方がとても親身になり、1時間ほどかけて私の相談に乗ってくださいました。
自分の仕事に対する優先度、復職・転職のデメリットなど、一人で考えていたことを第三者から見てどう思うのか。
一番に言われたことは、
「焦らなくていいと思いますよ」
まだ私が20代だったこともあるかもしれませんが、おそらく客観的に見ても私が非常に焦っていることが伝わったのだと思います。
私は会社に対する待遇や、人間関係が良好であり、業務内容だけがストレスの原因と考えていました。
転職すると後悔するかもしれないという思いもあり、転職に踏み切れない気持ちがありました。
相談しているうちに、こんな話が出ました。
「復職してみてから、転職を考えるのでも遅くないんじゃない?」
当たり前のようで、私が考えつかなかったことです。
転職するならすぐ動かないと、という焦りや、一度復職したらずっと続けないといけないという偏った考えも原因だと思います。
そうか、今の会社にまだ可能性があるのなら、いったん復職してみたらいいのか。
今後別の部署に異動できれば自分の理想とする働き方を叶えられるかもしれない。
あと1年だけ頑張り、無理だと思ったら潔く辞めよう。
そう決めました。
再発防止のためリワークに通い、自分の考え方の癖や、自分にとって働きやすい考え方を学び、仕事への準備を行いました。
復職後は1か月ほど時短で働かせてもらうことができ、与えられた業務もごくわずかな量でした。
その後数か月働き、転職しましたが、一度復職してみたことで後悔せず、潔く転職することができました。
リワーク~復職初期の簡単な業務のおかげで、体力・精神面ともにゆるやかに社会復帰できたと感じています。
あくまでこれは私の例ですので、最適な方法は人それぞれだと思います。
少しでも、考える際のヒントになれれば幸いです。
同じ悩みを持っている方が、これからの人生を幸せに生きられることを願っています。
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