損保で働いていた頃、私は毎日不安やストレスで押しつぶされ、最終的にうつで休職しました。
「こんな自分でも転職なんてできるの?」
「どうせどこに行ってもちゃんと働けない…」
と、今後の人生に不安を感じていました。
しかし、今は転職を経て、自分に合った環境で働いています。
毎日普通に、平常心で働けていること、損保にいた頃には想像もできなかったことです。
同じように不安を抱える方に向けて、少しでも何かの参考になればと思い、私が実際にやってよかった転職準備〜活動の流れをまとめました。
- 休職歴があり、転職できないのではないかと不安
- 自分に合う職場なんてあるのか不安
- 損保を辞めたいけれど、次が見つかるか心配で動けない
ひとつでも当てはまったら、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
今からできる第一歩
迷っているなら、まずはどれか一つでも行動してみましょう。
以下の方法で、少しずつでも次のステップを踏み出すことが大切です。
リクナビNEXTで求人を見る
どのような求人があるのかをチェックするだけでも大切な第一歩。自分の興味や条件を整理するのに役立ちます。自分に合った働き方を見つけるために、まずは視野を広げてみましょう。
dodaでキャリアエージェントに相談する
転職エージェントに相談することで、視野が広がり、転職活動がスムーズに進みます。エージェントがあなたの強みを引き出し、最適な求人情報を提供してくれます。
さらに、より深く自分を理解したい方には以下のサービスもおすすめです
ミイダスの自己分析ツールを使ってみる
転職するか迷っているなら、まずは自己分析から。自分の強みや適性を知ることで、次のステップが見えてきます。
ポジウィルのキャリアコーチングを受けてみる
キャリアに関する相談や方向性が定まらない場合、ポジウィルのキャリアコーチングで納得のいくキャリアプランを作成するのもおすすめ。
どれか一つでも行動を起こすことが、未来への第一歩です。
私が損保で休職した理由と、転職を考えたきっかけ

損保で感じていたストレス
損保で働いていた私は、常に強いストレスとプレッシャーに押しつぶされそうになっていました。
- 次々と新しい案件が入ってきて、常に電話対応をする毎日
- お客様や取引先から理不尽に怒鳴られることも多い
- 終わりが見えない仕事の量に追われて、プレッシャーが大きかった
次第に体も心も限界を感じるようになり、無理をして働き続けた結果、心療内科で「抑うつ状態」と診断。
そのまま休職することになりました。
休職中に感じていた不安と葛藤
休職中、色々な不安と葛藤がありました。
- 「このまま働けなくなったらどうしよう」
- 「他の人たちは働いているのに、休んでいていいのか」
- 「転職なんてできるのだろうか?もしできても、普通に働ける気がしない」
転職に踏み切れない自分がいましたが、数か月の休職とリワークを経て、体調も回復。
復職するかは悩みましたが、損保の待遇を手放していいのか決断ができず。
もしかしたら損保で無理せず働けるかもしれないし、一旦復職してみて、無理だと思ったら辞めよう。と決め、復職してみることにしました。

復職後の気づきと転職への決断
少しの希望を抱いて復職したものの、業務内容は変わらないので、やはりまたストレスが積み重なりました。
理不尽なことを言われたり、高圧的な電話を受けると涙が出ることも。
「辞めるべき?でも、私が転職できるのかな?」と悩む日々が続きました。
そんな時、主治医とカウンセラーに相談しました。
相談を重ねる中で、気づいたことがあります。
無理して今の仕事を続けることが、自分にとってはもっとリスクだということです。
他の仕事でも普通に働けるのか不安でしたが、カウンセラーから「悩んでいる人は多いけれど、転職後に普通に働いている人も多いよ」と言われ、勇気をいただきました。
休職歴を転職活動で伝える?
休職歴について、転職活動中にどう伝えるかは迷いましたが、伝えないことに決めました。
理由は以下の通りです。
- 休職の原因が業務内容だったため、別の仕事で問題がなければ大丈夫だろうと考えた。
- 医師やカウンセラーとも相談し、他の仕事に挑戦してからでも良いと感じた。
この判断については、以下の記事でも詳しくお伝えしています。

休職歴ありの私が実践した転職ロードマップ

ここからは、休職歴ありの私が実際に行った転職活動をまとめました。
働きながらの転職活動で、実際に転職エージェントに相談してから今の会社の内定をもらい転職活動を終了するまで、2~3ヶ月ほどでした。
臨床心理士のカウンセリング、主治医への相談
前述したとおり、転職するか迷っている段階で、カウンセラーと主治医に相談してみました。
今のまま続けて病気の再発のリスクがあったり、働きながらの転職活動でストレスがかかることが予想されるので、自分の状態を正確に伝えることは大切です。
この段階で、自分の心身の状態をしっかり把握したことが転職への決意を固めるきっかけとなり、次のステップへと進むことができました。
自己分析で自分の希望を明確に
次に、私は転職したい理由や、どんな仕事がやりたいのか、どんな職場環境が自分に合っているのかをしっかり整理しました。
- 自分の得意なこと、苦手なこと、やってみたいことをリストアップ
- 「ミイダス
」などの自己分析ツールを使って、客観的に自分を見つめ直す
- 自分がどんな職場や職種に向いているかを見極める
自己分析を徹底的に行うことで、転職活動を進める際に迷いが少なくなり、理想の職場を見つけるための指針が明確になりました。
このステップができていたからこそ、転職後も自分にぴったりの環境で長く働ける確率が高まったと思います。
求人情報を見てみる
本格的に転職活動を進める前に、どのような求人があるのかを調べてみました。
実際の応募はせず、自分が企業選びで大切にしたいことは何か、どのような仕事に興味を持てそうかなど、企業選びの軸を整理するために役立てていました。
私が利用していたのは、リクナビNEXT。
求人数が豊富かつ検索しやすく、無料で利用できるため、少しでも転職を考えている方は登録しておいて損はありません。
転職エージェントに登録し、徹底的に相談
本格的に転職活動を進める段階において、転職エージェントはとても重要な存在でした。
私はエージェントを活用し、企業選び、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策を徹底的に相談しました。
- 複数のエージェントを利用して、さまざまな視点からアドバイスをもらう
- 転職エージェントには自分の希望をしっかり伝え、納得できるアドバイスをもらう
エージェントと密にコミュニケーションを取ることで、自分に合った企業や職種を見つけることができました。
自分一人では見落としていたかもしれない視点に気づき、より良い選択ができたと感じています。
特におすすめの3社
- doda
:転職サイトとエージェントが一体型。スカウト機能が便利!
- リクルートエージェント
:求人数No.1、転職活動のトータルサポートが充実。
- マイナビエージェント:初めての転職に寄り添ったサポートが強み。
面接時期は有給休暇をフル活用
私は働きながらの転職活動であったので、時間管理の工夫が必要でした。
転職エージェントとの相談などはメールやLINEで行えることも多いです。
ただ、選考が進んで面接となると、どうしても日中に時間をとる必要があります。
私の場合は応募して1~2週間後に1次面接、その後また1~2週間で2次面接、といった流れが多かったです。
事前に面接が入りそうな時期に有給をいくつか申請しておき、休みに合わせてエージェントに面接を組んでいただくことで、スムーズな転職活動に繋がりました。
休職経験があっても転職はできる
自分を否定しなくていい
転職活動の中で最も不安だったのは、「私なんてどこからも必要とされないのではないか。」ということ。
最終的に内定をもらった瞬間、自分を否定せず、素直に自分の希望する職場を探してよかったと心から感じました。
自分に合った環境を見つけることが大切なんですよね。
「無理なく働ける」が実現した
転職後は、今までのように無理をすることなく、自分に合った環境で働けています。
大変なこともありますが、以前のようなストレスに押しつぶされることはなく、やりがいを感じられています。
自分の体調や心の状態を大切にしながら、無理なく働ける職場にいられていること、損保にいた頃の私では想像も出来なかった状況です。
休職歴がある人が転職を成功させるために
最初の一歩は「話を聞いてもらう」だけ
今、転職しようか悩んでいるのであれば、最初の一歩として、誰かに話を聞いてもらうことをおすすめします。
私はカウンセリングを通じて気持ちを整理し、転職への一歩を踏み出しました。
悩んでいることがあれば、専門家に相談してみることで不安が軽くなり、前に進む力が湧いてきますよ。
悩みを整理した結果、転職せず今の仕事を続けたい!と思えるかもしれません。
いずれにせよ、自分が働きやすく、納得のいくキャリアを歩みたいですね。
自分に合う職場を見つけるには
自分に合った職場は必ずあります。
大切なのは、自分がどんな環境で働きたいのか、どんな業務が自分に向いているのかを知ることです。
まずは情報収集から始めて、心地よい環境を見つけることをおすすめします。
転職活動に役立ったサービスまとめ
ここからは、転職を考えた始めたときや、転職活動を開始するときに活用したいサービスをまとめました。
自分に合った仕事に就き、より幸せな人生を歩むため、ぜひ行動してみてください。
ミイダスで自己分析
私自身、転職活動初期の自己分析で活用したのがミイダスの無料診断です。
自分に合った職場環境を知るために、診断を受けてみると自分の適性がわかり、転職活動の方向性が明確になりました。
転職サイトで求人を見る
少しでも転職を考えたら、転職サイトで求人を検索し、どんな仕事があるのかを見てみましょう。
求人情報をチェックすることで「どんなスキルや経験が求められているか」を知ることができます。
自分が理想とする仕事や働き方がどのようなものなのかを具体的にイメージできるようになり、転職活動をスムーズに進められますよ。
私が転職を考え始めた頃から利用していたのは、リクナビNEXT。
求人を眺めて、企業選びの基準を整理していました。
求人数が豊富かつ検索しやすく、無料で利用できるため、少しでも転職を考えるのであれば登録しておいて損はありません。
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転職エージェント比較
初めての転職で登録しておくべき転職エージェントはこの3つ。
それぞれ所有している求人や強みが異なるので、3つとも登録しておくことをおすすめします。
転職に迷っている段階でも、「今の自分ならどのような転職先があるのだろう?」など、相談してみるだけでもOKです。
転職エージェント比較表 | 特徴・強み | おすすめの人 |
---|---|---|
doda | ・転職エージェントと転職サイトの一体型 ・多数の非公開求人 ・スカウトサービスもあり | ・初めて転職活動をする方 ・自分でも求人を探したい方 |
リクルートエージェント | ・業界トップクラスの求人数 ・全国規模で手厚いサポート | ・多くの求人から選びたい方 ・転職活動を全面的にサポートしてもらいたい方 |
マイナビエージェント | ・ ・初めて転職する人に寄り添ったサポート | ・20~30代で転職活動をする方 ・初めて転職する方 |

キャリアコーチングでキャリア相談
キャリアの相談としておすすめしたいものは、キャリアコーチングのサービスです。
キャリアコーチングでは、キャリアに関するあらゆる相談ができます。
転職すべきかどうか、転職するならどのようなところが自分に合っているかなどの相談も可能。
最初に話を聞いてもらうだけでも、転職活動を進める上で大きな一歩になります。
私は転職後に無料体験を利用してみたのですが、心が軽くなり、今後の方向性を整理することができました。
私が転職活動を始めた際はキャリアコーチングの存在を知らなかったので、今ここで知った状態で転職活動をスタートできるあなたはラッキーです。
迷ったらこれ!特におすすめ2社 | |
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今日からできる、小さな一歩を
損保で疲れ果てたあの頃の私に、「大丈夫、一歩ずつでいい」と言ってあげたい気持ちでこの記事を書きました。
あなたもきっと、自分に合う環境で働けます。
その一歩を、今日から始めてみてくださいね。
未来に向けた第一歩を今、踏み出すために
もしまだ迷っているなら、まずはどれか一つでも行動してみましょう。
以下の方法で、少しずつでも次のステップを踏み出すことが大切です。
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dodaでキャリアエージェントに相談する
あなたの強みを引き出し、最適な求人を提案してくれるエージェントに相談してみましょう。
さらに、より深く自分を理解したい方には以下のサービスもおすすめです
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自分の強みや適性を知ることで、次に進む道が見えてきます。
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行動しない限り、未来は変わりません。今すぐ、自分の未来のために第一歩を踏み出しましょう。



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