最近気分が落ち込みやすい
ストレスを溜めやすくて疲れちゃった
そんなあなた、今日からストレスとの向き合い方、見直してみませんか?
今回は、私はリワークプログラムで学んだ、ストレスと向き合う方法「コラム法」について解説します。
- ストレスとの向き合い方を身につけたい
- セルフマネジメントの力をつけたい
ストレスを溜めてしまう方へ、参考になれば幸いです。
コラム法とは?
認知行動療法の一つです。
思考や行動を紙に書き出し、不安や恐怖などのネガティブな感情に対するセルフコントロール力を高める効果が期待できます。
手順1 状況を書き出す

「気分が動揺した」「つらくなった」きっかけとなった状況を書き出します。
(例)私が昨日作成した資料にミスがあり、上司からメールで指摘を受けた。
💡ポイント💡
感情を入れず、事実のみを書くこと
5W1Hを意識し、具体的に書くこと
手順2 自分の気分を書き出し、数値化する
①その時に感じた気分を簡単な言葉(1語)で表現する
(例)憂鬱 怒り いらだち 疲労感 不安 緊張 焦り 心配 落ち込み
②それぞれの気分について、0~100%で評価する
(例)
- 焦り(80%)
- 不安(50%)
- 落ち込み(70%)
手順3 自動思考を書き出す
自動思考とは、頭にぱっと浮かんでくる考えやイメージのことです。認知行動療法での「認知」にあたる部分であり、重要な概念です。
(例)
- 上司は私のことをできないやつだと思ったに違いない
- ミスをするなんて私は駄目なやつだ
- きっと他のこともうまくいかないだろう
思い浮かばないときは、
- その気分を抱く直前にどんな考えが浮かんだか
- その時に、「こんなことが起こるのでは」と心配したことはあったか
- その時に、自分についてどういうことを考えたか
など、自分に問いかけてみましょう。
- 白黒思考:物事を白か黒かに二分してしまう考え方のこと。
- 小さなミスをするだけで、他の部分がうまくいっていても失敗だと決めつけてしまうことなど。
- べき思考「・・・すべきだ」「・・・すべきではない」など。
- 自己関連づけ「こんなことが起きたのは私の責任」と、実際は自分ではコントロールできないことに責任を感じてしまうこと。
- 深読み「あの人は私のことを困った人間だと思っている」など、真偽を確かめずに誰かが自分を悪く考えていると思ってしまうこと。
- 先読み「きっとうまくいかない」など、物事が悪い方向に向かうと良そうしてしまうこと。
これらの特徴と、先ほど書き出した自動思考とのつながりを考えます。
(例)
- 上司は私のことをできないやつだと思ったに違いない→深読み
- ミスをするなんて私は駄目なやつだ→白黒思考
- きっと他のこともうまくいかないだろう→先読み
手順4 適応的思考を考える

次に、別の考え方を導き出してみましょう。
自動思考に変わる柔軟で現実的な考えを適応的思考といいます。
ポイントは
- 行動ではなく、捉え方、考え方を書く
- 浮かんできたものは全部書く
(例)
- 上司が、自分のことを駄目なやつだと思ったかは分からない
- たまにはミスをすることもあるさ
- 全部が間違っていたわけではない。指摘を受けた部分以外はできていた。
- ここで学んだらこれからはうまくできるかもしれない
💡考えに詰まった際のヒント💡
自分の力ではどうしようもない事柄について、自分を責めていないですか?
他の人が同じ立場にいたらなんと言ってあげるでしょうか?
これまでに同じような経験をしたことはありますか?→そのときにどのようなことを考えたら楽になりましたか?
どんなことでもいいので、思いついたものをどんどん書いていきましょう。
手順5 気分は変化した?
書き出した適応的思考を見て、もう一度気分を振り返り、気分の欄に強さを追記します。
- 焦り(80%→30%)
- 不安(50%→20%)
- 落ち込み(70%→30%)
新しい気分が出てきたら、それも記入します。
適応的思考を考えたことで、客観視でき、落ち着いて捉えられるようになってきます。
まとめ
コラム法では、シートを繰り返し書くことで、自分の「考え方のクセ」が見えてきます。
はじめは難しく感じるかもしれませんが、練習することでうまく書けるようになってくるものです。
とりあえず紙に書き出してみることで、気分が落ち着くこともあります。
私はリワークでこの方法を学んでから、落ち込んだときや、嫌な出来事があった際に取り組んでいます。自分の感情を客観視でき、「考えすぎていたな」「自分が思っているより落ち込むことではないな」と、心が落ち着くことがあります。
まずは、日常のちょっとした気分の揺れから取り組んでみて、セルフマネジメント力を高めていくのはいかがでしょうか。
少しでも何かのヒントになれば幸いです。
それでは、また。


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