私は損保で働いていた頃、不安やストレスに押しつぶされ、最終的にうつで休職しました。
「休職歴のある自分は、転職なんてできないのでは」
「どこに行っても働けないのでは…」
そんな不安ばかりで、将来が真っ暗に感じていたのです。
しかし、今は転職を経て、無理なく働ける環境で日々を過ごせています。
この記事では、私が実際に経験した
- 休職に至るまでの経緯
- 転職活動で実践したステップ
- 転職後の変化
を、リアルな体験談としてまとめました。
同じように悩んでいる方に、「大丈夫、道はある」と伝われば嬉しいです。
私が損保で休職した理由と、転職を考えたきっかけ

損保で感じていたストレス
損保で働いていた当時の私は、常に強いプレッシャーに押しつぶされそうでした。
- 終わりの見えない案件と電話対応の連続
- お客様や取引先から理不尽に怒鳴られる日々
- 大量の事案をこなして当たり前というプレッシャー
体も心も限界を迎え、ついに「抑うつ状態」と診断され休職しました。
休職中に感じていた不安と葛藤
休職中は休める安心感と同時に、不安が押し寄せてきました。
- 「もう働けないかもしれない」
- 「他の人は頑張っているのに…」
- 「転職なんて無理では?」
葛藤の中でリワークや治療を続け、体調は少しずつ回復しましたが、将来をどうするか答えは出せませんでした。
もしかしたら損保で無理せず働けるかもしれないし、一旦復職してみて、無理だと思ったら辞めよう。と決め、復職してみることにしました。

復職後の気づきと転職への決断
少しの希望を抱いて一度は復職したものの、業務内容は変わらないので、再びストレスで涙が止まらなくなる日々。
「辞めるべき?でも、私が転職できるのかな?」と悩む日々が続きました。
主治医やカウンセラーに相談する中で、
「無理して今の仕事を続けることの方がリスク」
と気づき、転職を決断しました。
他の仕事でも普通に働けるのか不安でしたが、カウンセラーから
「悩んでいる人は多いけれど、転職後に普通に働いている人も多いよ」と言われ、勇気をいただきました。
休職歴を転職活動で伝える?
休職歴については悩みましたが、私は伝えませんでした。
理由は以下の通りです。
- 原因が業務内容だったため、他の職場では支障がないと判断
- 医師やカウンセラーも「公表が必須ではない、挑戦してから考えればよい」と後押ししてくれた
休職歴を伝えるか迷う方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

休職歴ありの私が実践した転職ロードマップ

臨床心理士のカウンセリング、主治医への相談
転職するか迷っている段階で、カウンセラーと主治医に現状を相談しました。
自分の状態を客観的に見つめることで、転職への一歩を踏み出す決意が固まりました。
自己分析で自分の希望を明確に
転職理由や希望条件を整理し、自己分析を徹底。
- 得意、不得意、やってみたいことをリスト化
- 「ミイダス
」などの自診断ツールで、客観的に把握
- どんな環境なら無理なく働けるかを明確化
徹底的に行うことで、転職活動を進める際に迷いが少なくなり、理想の職場を見つけるための指針が明確になりました。
求人情報を見てみる
本格的に応募する前に、求人サイトで情報収集をしました。
実際の応募はせず、
- 自分が企業選びで大切にしたいことは何か
- どのような仕事に興味を持てそうか
など、企業選びの軸を整理するために役立てていました。
転職エージェントに登録し、徹底的に相談
転職活動を本格化させたのは、エージェントに登録してからです。
企業選び、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策を徹底的に相談しました。
活用のポイントは
- 複数のエージェントを利用して、さまざまな視点からアドバイスをもらう
- 転職エージェントには自分の希望をしっかり伝え、納得できるアドバイスをもらう
特におすすめの3社
- doda
:転職サイトとエージェントが一体型。スカウト機能も便利。
- リクルートエージェント
:求人数No.1、転職活動のトータルサポートが充実。
- マイナビエージェント:20~30代向け。初めての転職に寄り添う。
面接時期は有給休暇をフル活用
私は働きながらの転職活動だったため、有給を計画的に使いました。
転職エージェントとの相談などはメールやLINEで行えることも多いです。
ただ、選考が進んで面接となると、どうしても日中に時間をとる必要があります。
事前に面接が入りそうな時期に有給をいくつか申請しておき、休みに合わせてエージェントに面接を組んでいただくことで、スムーズな転職活動に繋がりました。
1~2週間後に1次面接、その後また1~2週間で2次面接、といった流れが多かったです。
私の場合は応募して休職経験があっても転職はできる
自分を否定しなくていい
転職活動の中で最も不安だったのは、「私なんてどこからも必要とされないのではないか。」ということ。
内定をもらったとき、初めて「自分を必要としてくれる場所がある」と実感しました。
大切なのは、自分を否定せず希望する職場を探し続けることです。
「無理なく働ける」が実現した
転職後は、今までのように無理を重ねることなく働けています。
もちろん大変なこともありますが、ストレスに押しつぶされることはありません。
「普通に働ける」ことが、どれほど幸せかを改めて感じています。
実際に使って役立った転職サービスまとめ
ミイダスで自己分析
無料診断で自分の適性や強みを把握することで、転職活動の方向性が明確になりました。
転職サイトで求人を見る
求人情報をチェックすることで「どんなスキルや経験が求められているか」を知ることができます。
自分が理想とする仕事や働き方がどのようなものなのかを具体的にイメージできるようになり、転職活動をスムーズに進められますよ。
最初の一歩として、リクナビNEXTで求人をチェック。
求人数が豊富かつ検索しやすく、無料で利用できるため、少しでも転職を考えるのであれば登録しておいて損はありません。
>>リクナビNEXTで求人を見てみる
転職エージェント比較
初めての転職で登録しておくべき転職エージェントはこの3つ。
それぞれ所有している求人や強みが異なるので、3つとも登録しておくことをおすすめします。
転職に迷っている段階でも、「今の自分ならどのような転職先があるのだろう?」など、相談してみるだけでもOKです。
転職エージェント比較表 | 特徴・強み | おすすめの人 |
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doda | ・転職エージェントと転職サイトの一体型 ・多数の非公開求人 ・スカウトサービスもあり | ・初めて転職活動をする方 ・自分でも求人を探したい方 |
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マイナビエージェント | ・ ・初めて転職する人に寄り添ったサポート | ・20~30代で転職活動をする方 ・初めて転職する方 |
その他、転職エージェント比較と活用法については以下の記事が参考になります

キャリアコーチングでキャリア相談
方向性に迷うときは、キャリアコーチングも有効です。
転職すべきかどうか、転職するならどのようなところが自分に合っているかなどの相談も可能。
最初に話を聞いてもらうだけでも、転職活動を進める上で大きな一歩になります。
私は転職後に無料体験を利用してみたのですが、心が軽くなり、今後の方向性を整理することができました。
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キャリアコーチングの比較はこちらの記事から

今日からできる、小さな一歩を
損保で疲れ果てた過去の私に、「大丈夫、一歩ずつでいい」と伝えたい。
あなたもきっと、自分に合う職場に出会えます。
まずはできることから始めましょう。
リクナビNEXTで求人を見る
自分にぴったりな求人を見つけるための第一歩。希望する条件を整理してみましょう。
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