復職を決めたけれど、何を準備すればいいか分からない
復職前にやっておくべきことはある?
また同じことにならないか不安
メンタル不調からの復職を決めたとき、こんな不安が出てくる人も多いでしょう。
私自身、新卒で入社したメガ損保で、メンタル不調で休職しその後復職しました。
この記事では、復職前にやってよかったこと・準備しておくべきことを実体験をもとにお伝えします。
再発予防のためにも、復職前の準備はとても大切なので、無理をしない程度に、準備を行ってください。
生活リズムを整える
復職後にいきなり起床時間や活動時間を変えることは、心身への負担が大きいです。
復職前から少しずつ生活リズムを整えておくことで、復職後の負担を軽減することができます。
リワークに通っている場合は、リワーク自体が生活リズムを整える役割を果たしてくれます。
リワーク終了後から復職までの期間は、リワークと同じ時間帯に起きて散歩や勉強をする習慣を続けると、リズムが崩れにくいです。

通勤と同じ時間に起きて散歩してみる

復職後の通勤時間に合わせて起きる練習をしておきましょう。
いきなり電車に乗る必要はありません。
まずは通勤と同じ時間に起きて、近所を散歩するだけでも十分です。
外の空気を吸って体を動かすことで、生活リズムが整いやすくなります。
朝の勉強や軽い活動でリズムを作る
朝の時間に資格勉強や読書など、取り入れると、脳が「活動モード」に切り替わる練習になります。
休職中は集中力も落ちやすいため、徐々に集中力を取り戻すためにも、無理のない範囲で頭を動かしておくとよいでしょう。
ゆるこ私自身、朝に歩いてカフェに行き、勉強していたことで、生活リズムや集中力を取り戻せました。
心と体の準備をする
再発予防のために、心身の準備をしておくことが大切です。
自分の限界のサインを整理しておく
- 眠れない日が続く
- 夜に何度も目が覚める
- 仕事のことを思い出して涙が止まらなくなる
- 趣味を楽しめなくなる
休職前の自分を振り返ると、限界のサインがあったはずです。
今だからこそ、冷静に「自分が限界に近づいたときにどんな状態になるか」を整理しておきましょう。
辞める基準を決めておく
復職前に「ここまで悪化したら迷わず辞める」という基準を決めておくと、いざその状態になった際にすぐに動けます。
たとえば:
- 眠れない日が1週間以上続いたら
- 涙が止まらない日が出てきたら
この基準を決めておくことで、「まだ大丈夫」と無理をしすぎることを防げます。
また「いつでも辞められる」という安心感が、復職後の気持ちを楽にしてくれます。
会いたい人に会って気分転換する
復職前に、会いたい友人や家族に会っておきましょう。
時間のある今、できるだけ自分の心が休まる時間を過ごすことが、気持ちよく復職するために大切です。
セルフケアリストを作る
復職後に気分が落ち込んでしまうことがあるかもしれません。
その時に備えて、自分の気分を上げるためにやることを事前にリスト化しておくと安心です。
私の場合、
- 散歩に出る
- 好きな本を読む
- 仲のいい友人に連絡する
- 一人でカフェでまったりする
- 気持ちを紙に書き出す
- ストレスを10段階で数値化して客観視する
「今日は7くらいしんどいな」と数値化するだけで、気持ちが少し整理されることがあります。
リワークや主治医から教えてもらったセルフケアがあれば、それも加えておきましょう。
復職後に「どうすればいいか分からない」と焦る前に、自分だけのリストを作っておくことをおすすめします。
体力をつけておく
休職中は活動量が減るため、体力が落ちていることがあります。
散歩・軽いストレッチ・筋トレ・ヨガなど、無理のない範囲で体を動かす習慣をつけておくとよいでしょう。
相談先を把握しておく
復職後に困ったとき、誰に相談すればいいかを事前に整理しておくと、何かあった際にすぐ助けを求めることができます。
相談先は一つではなく、いくつか把握しておくとよいでしょう。
職場の上司・産業医
まずは、職場の相談窓口を整理しておきましょう。
上司
休職中に異動で代わっている場合もあります。
どんな人なのか事前に聞けるようであれば聞いておくと、復職初日の緊張が少し和らぎます。
産業医
産業医は相談内容を勝手に上司や会社に伝えることはありません。
上司に相談しにくい場合の受け皿として、面談の予約方法を復職前に確認しておくとよいでしょう。
心療内科・カウンセリング


調子が良くなったからといって自己判断で通院をやめるのは危険です。
主治医と定期的に状態を確認しながら、無理のないペースで復職後の生活を整えていってください。
また、カウンセリングを受けたことがない方は、通える範囲のカウンセリングの利用方法を調べておくとよいでしょう。
通院するほどではないけど話を聞いてほしい、という場合にカウンセリングが心の整理に役立ちます。
専門家からアドバイスをもらう
再発防止のために、復職にあたり専門家からアドバイスをもらうことも大切です。
主治医・リワーク担当者に復職後の注意点を聞く
復職前に、主治医やリワークの担当者から「復職後に気を付けること」を具体的に聞いておきましょう。
たとえば:
- 疲れを感じたらどうすればいいか
- 再発のサインはどんな状態か
- 復職後に通院のペースはどう変えるか
休職経験者をたくさん見てきた専門家のアドバイスは、健康を維持しながら仕事のペースを取り戻す手助けになります。
産業医との面談を活用する
復職前に産業医との面談がある場合、主治医やリワーク担当者から受けたアドバイスを産業医に共有しておくと、会社側への配慮をお願いしやすくなります。
一人で上司と交渉するより、産業医を通じてお願いする方がスムーズに進むことも多いもの。
復職前の面談は、遠慮せずしっかり活用しましょう。
職場とのすり合わせをしておく
復職のタイミングや手続きは会社から案内があるはずです。
その面談の機会を活かして、以下の点をすり合わせておきましょう。
業務量・業務内容のスタートラインを確認する
最初からフルタイムの業務量を任されると、再発のリスクが高まります。
- 最初は軽い業務から
- サポート業務から慣らしていく
- 業務量は徐々に増やしていく
など、業務の再開方法について上司と打合せしておきましょう。



私の場合、最初は同僚のサポートなど軽い業務から始められたため、出勤のハードルが下がりました。
短時間勤務の期間を確認する
復職後、いきなりフルタイムで毎日出勤するのは疲労が溜まります。
復職直後は短時間勤務が可能な場合があります。
勤務時間と、短時間勤務が可能な期間について事前に確認しておきましょう。
復職後の面談頻度を確認する
定期的に上司や産業医と面談できる環境があるかを確認しましょう。
「困ったときに相談できる」という環境が整っているだけで、安心感が大きく変わります。
まとめ
復職前の準備は、再発予防のためにとても大切です。
- 生活リズムを整える
- 限界のサインを把握する
- 相談先を確認する
- 職場とすり合わせておく
この4つを復職前にしっかり準備しておくことが、復職後に無理せず働くことに繋がります。
焦らず、自分のペースで準備を進めてください。














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